究極の紅茶の淹れ方 ~茶葉の旨みを最大限に引き出す方法~

 
成功するまで何度もやってみることをお勧めします。
ジャンピングが初めて成功した時は本当に感動します。
慣れれば、どんなティーポットでもジャンピングさせることができるようになりますよ。

1. やかんに新鮮な水をたっぷり(1.5ℓ~2ℓくらい)入れ、強火にかけます。

2. ティーポットに茶葉を入れます。

   はじめは、茶葉の様子を確認できる透明なティーポットを使うのをお勧めします。

3. 沸騰直前に火を止めます。

   火にかけて、だいたい50℃くらいでゴォォーって音がしてきます。
   細かい泡が上がってくる⇒大きい泡が上がってくる⇒水面が大きく揺れる(この時、95℃~98℃前後)
   ⇒すぐに火を止めます。

   一度、ご自分で水~沸騰までの流れを観察すると良いと思います。

4. ティーポットの20~30cm上から、一気にお湯を注ぎます。4

   すると、酸素を含んだ茶葉が全て上に上がります。
   素早く蓋をして、2分半~4分ほど蒸らします。
   (茶葉のグレードによって蒸らし時間が変わってきます。)

   茶葉が全て上に上がらなかったら、残念ですが・・・失敗です。

5. 茶葉のジャンピングを確認します。

   上に一度上がった茶葉は、水分を含んで下に沈みます。
5   下に沈んだ茶葉は、対流によってまた上に上がります。
   このように茶葉が上下に運動することをジャンピングといいます。

   ジャンピングが活発に行われると、茶葉の成分がよく抽出されて
   とても美味しい紅茶になります。

   通常茶葉は、OPなら5分以内、BOPなら3~4分でジャンピングが
   終わり、茶葉が全て下におります。

 紅茶を淹れるのに慣れたら、ジャンピングをじーっと観察しなくてもいいですよ。

6. 時間になったらポットを軽くゆらして、カップに注いでできあがり。
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今回使用したのはこちらです。(容量640ml)

底が丸いので活発なジャンピングが起こりやすいです。

また、ふたに茶漉しがついているので、注ぐ時に茶漉しを使う手間が省けるものいいですね。(ふたと茶漉しを外せば、電子レンジもOK)

こういったものを一つ持っていると、何かと便利だと思いますstar

柄つきのもあるんですね~。